不動産売却の仲介手数料!両手・片手仲介の違いを解説!

2016/12/18

 
不動産売買において、不動産業者の収入は仲介手数料です。
 
不動産を売りたいと思っても、なかなか自分で買い手を探すことは難しいですよね。
仮に見つけられたとしても、契約や重要事項説明などを個人でトラブルなく行うのは至難の業です。
 
 
そこで、不動産業者に間に入ってもらって不動産売買のサポートをしてもらいます。
その代わり、売買契約が成立したら、売却価格の3%+6万円を仲介手数料として不動産業者に支払います。
 
 
ここで、売買契約が「両手仲介」なのか「片手仲介」なのかによって、不動産業者が手にする仲介手数料の金額は2倍変わります
 
 
 

両手仲介と片手仲介の違い

不動産の売却は売り主と買い主がいて初めて成立します。
そして、その間を取り持つ不動産業者も必要です。
 
では、この不動産業者は何社必要でしょうか?
売り主側の仲介をしてくれる不動産業者が1社と、買い主側の仲介をしてくれる不動産業者が1社の計2社が必要でしょうか?
 
 
 
日本の法律では、不動産業者は売り主と買い主の双方の仲介を兼ねることができると定められています。
つまり、売り主の仲介をしている不動産業者が、買い主の仲介もすることができますので、間を取り持つ不動産業者は1社でもいいわけです。
 
不動産業者1社が売り主、買い主どちらの仲介も兼ねる取引を「両手仲介」といいます。
一方、それぞれ別の不動産業者が仲介する取引、つまり売買契約に不動産業者が2社登場する取引を「片手仲介」といいます。
 
 
わかりやすく具体的例を交えて説明します。
 

片手仲介

売り主であるあなたは不動産業者Aと専任媒介契約をしました。
この不動産業者Aは、あなたの物件をレインズに登録し売却の広告を出しました。
 
すると、あなたの物件情報をみた別の不動産業者Bが、不動産業者Aに物件の買い手を紹介してくれました。
この買い手は、物件を見た瞬間にとても気に入り、無事売買契約が成立しました。
 
 
この場合、不動産業者Aは仲介手数料を売り主であるあなたから受け取ります。
一方、不動産業者Bは仲介手数料を買い主から受け取ります。
 
仮に、4000万円の物件だったとすると、仲介手数料は4000万円×3%+6万円=126万円(税別)となります。
不動産業者A、Bはそれぞれ126万円(税別)の報酬を手にします。
 
 
この売買契約は、売り主、買い主それぞれの仲介を別の不動産業者が行っているため、片手仲介といいます。
分かれ」と呼んだりもします。
 
 

両手仲介

あなたは、不動産業者Cと専任媒介契約を結びました。
 
さきほどの例とは異なり、不動産業者Cが自力で買い手を探してきました
この買い手もあなたの物件を気に入り、売買契約が成立しました。
 
この場合は、不動産業者Cは売り主の仲介業者でもありながら、買い主の仲介業者でもあります。
当然、不動産業者Cは売り主、買い主それぞれから仲介手数料を受け取ることができます。
 
4000万円の物件であれば、仲介手数料は126万円(税別)なので、不動産業者Cは2倍の252万円(税別)の報酬を手にすることができます。
 
 
このように、不動産業者1社が売り主、買い主どちらの仲介も兼ねる取引を「両手仲介」といいます。
 
 
 

あんこってなに?

不動産売買の仲介に入る不動産業者は多くの場合、1社か2社です。
それぞれ、両手仲介、片手仲介と呼ぶことは理解いただけたかと思います。
 
 
ただ、仲介業者が3社以上関わる売買契約も存在します。
売り主の仲介業者と、買い主の仲介業者の間に別の仲介業者が入るケースです。
 
この仲介業者の間に入る仲介業者を、俗に「あんこ」、または「あんこ業者」といいます。
 
 
一昔前は、電話やFAXしかなかったため、物件情報を共有することが今ほど簡単ではありませんでした。
そのため、売り主と媒介契約を結んだ不動産業者は付き合いのある不動産業者に情報を流し、さらにその業者が別の不動産業者に情報を流し、さらに情報を流し、というように、売りに出た物件情報が買い手に届くまでに複数の不動産業者を経由することが少なくありませんでした。
 
不動産業者に物件情報を流すだけで稼ぐような、あんこ専門業者もいたくらいです。
インターネットが普及した現在では、あんこが入る売買契約はかなり少なくなっています。
 
 
では、あんこ業者が入った売買契約での仲介手数料はどうなるのでしょうか?
 
間に何社入ろうと、売り主が支払う仲介手数料は変わりません
媒介契約をした不動産業者に売却価格の3%+6万円を仲介手数料として支払います。
 
買い主が支払う仲介手数料とあわせて、あんこ業者には仲介手数料のうち何割かが配分として支払われます。
この配分でもめたり、不動産業者1社あたりの取り分が減るので、あんこが入る取引は不動産業者からするとメリットはないですね。
 
 
 

仲介手数料は変わりません

どの取引形態になるかで、不動産業者の報酬は大きく変わります
 
しかし、両手仲介であろうと、片手仲介であろうと、またはあんこが入っていようと、売り主のあなたが支払う仲介手数料は変わりません
 
 

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